【私の趣味遍歴】
(20~30代)
まず私の趣味遍歴から説明します。どちらかというと大学(防衛大学校)のころから体を鍛えることが職業上の実益を兼ねた趣味でした。
防衛大学校(大学ではなく大学校)に入り、だらしない過去の自分と決別するため格闘技系の厳しい校友会(いわゆる部活)である少林寺拳法部を選択し、4年間心身を鍛えました。またボクシングや空手、合気道等他の格闘技部の友人とも個人的に異種格闘技の交流をしていました。
防衛大学校卒業後、久留米の幹部候補生学校を出て最初の任地は北海道の函館でした。第一線の部隊で盛んに実施されていたのが射撃、銃剣道、スキー、持続走で、課業外は冬場はスキー、雪がなくなるとランニングをするようになり、部外の大会にも出るようになりました。
函館での7年間の勤務の後、東京、沖縄、福岡そしてまた東京とほぼ2年ごとに転勤しましたが、通常のランニングがハーフマラソン、フルマラソン、トライアスロン(宮古島トライアスロン参加)、ウルトラマラソン、山岳マラソンへとエスカレートしていきます。格闘系では空手(剛柔流)が加わり、トライアスロンがきっかけとなり水泳やロードバイクも本格的に始めました。ちなみにフルマラソンのベストタイムは3時間14分で残念ながら3時間を切ったことがありません。
この間、沖縄勤務では釣りに加え、地域に馴染むため初めての体育会系以外の趣味である三線を始め、約一年で新人賞を受賞するまでになりました。また、東京にもどり、ある方にそば打ち(十割)を教えていただき、継続して磨きをかけ現在に至っています。
(40代)
40代になると、ふと見かけた東急ハンズの広告にあった「男の革小物」に惹かれ、レザークラフトを始めます。
この頃、仕事の影響もあり、スキンダイビング、スカイダイビングのライセンスを取り週末に楽しむようになりました。また、格闘技の幅も、クラブマガやシステマへと広がります。
そして、40代半ばに仕事でのハワイ出張でハワイ産カーリーコアの非常に美しい万年筆と運命の出会いをしペンターニングを始めるきっかけとなり、数年後には今の師匠である久保氏と出会うことになります。やがてキット物のペンターニングでは満足できず、オリジナルの万年筆作りが趣味となり、以前から趣味のレザークラフトをいかしてペンケース作りも始めます。こうして、趣味のウエートが体育会系から万年筆作りへと移行していきました。
(50代)
40代の終盤から50代になると、上級部隊指揮官や幕僚としての勤務の機会が多くなり、上司が長々と仕事をしていると部下に申し訳なく定時に退庁するよう心掛けて自分の時間も増え、また、職務柄いろいろな方とのお付き合いも増え、趣味の幅もさらに広がります。この時期には名古屋勤務の際、蒔絵が加わります。蒔絵の師匠は、愛知県小牧市在住の浅井啓介先生、日展入選20回以上、特選、無審査を経て審査員までされるすごい方です。さらにその後富士勤務でカラオケ、サックス(アルト)、握り寿司を本格的に始めました。また、変わったところではカラオケの師匠(精密採点で1000点満点をとるすごい方)が養蜂(日本ミツバチ)をしていたことから、分蜂した蜂の取り込みの実地を含め一通り勉強しました。それぞれその道の素晴らしい師匠がいます。
【現在の趣味】
万年筆工房FURUTA 開業とともに、万年筆と蒔絵、ペンケース作成が本業となり趣味を卒業しました。
よって、現在の趣味は
①そば打ち
②握り寿司
③カラオケ・サックス
体育会系の趣味、その他も退官とともに卒業です。もう体がついていきません。
【現在の趣味その①そば打ち】
15年以上腕を磨いてきました。私が打つ蕎麦は十割で極細です。福井県鯖江市河和田町で食べた蕎麦に大きく影響を受け、現在のスタイルになっています。ゆで時間は25~30秒。ひきたて、打ちたて、ゆでたてが一番ですね。
そば打ちの頻度は落ちましたが、自信ありです。年末年始頑張ります。
【現在の趣味その②握り寿司】
寿司の師匠は静岡県駿東郡小山町須走にある松葉寿司の大将と御殿場市のつぼぐちグループ専務。
腕はまだまだ、発展途上です。
【現在の趣味その③カラオケ・サックス】
カラオケの師匠は富士学校の所在地である須走の畳店店主、1000点満点をとるすごい方です。養蜂の師匠でもあります。
アルトサックスは1964年製のビュッフェクランポン スーパーダイナクション。
【堀切5丁目から4丁目に引っ越し(令和3年3月末)】
退官後、堀切5丁目に工房を構えましたが、少しでも師匠宅に近くと考え、4丁目に引っ越しました。久保工業所まで100メートルです。
【壁紙、床のシートを貼りました。(4月27日)】
友人が二人応援に来てくれました。
【菖蒲がきれい(5月25日)】
荒川沿い菖蒲公園(有名な堀切菖蒲園ではありません)の菖蒲が綺麗です。
【師匠誕生日、元気です(8月11日)】
御年92歳にして益々元気です。
【北海道出張(10月20~21日)】
自然を満喫しました。
【自衛隊中央病院に入院(10月28日~11月8日)】
埋没している親知らずが悪化、熱が9度5分、しばらく呼吸がきつくなり血中酸素濃度85%。深呼吸を繰り返し回復しました。あごがはれて口が開かなくなり、親知らずを抜くことができず、急遽入院。
炎症がおさまり口が開くのに一週間、抜歯手術後3日、計11日入院生活。
ペンショーの準備ができませんでした。
【ようやく退院(11月8日)】
11日ぶりの屋外です。気落ちいい。抜歯に伴う腫れはピークで痛みもあります。
【東京インターナショナルペンショーTIPS(11月12~14日)】
【抜糸しました(11月15日)】
ペンショーが終わり、やっと抜糸です。出血もなく順調です。
【美しい夕焼け(11月20日)】
夕焼けが綺麗で思わずシャター。
【カマキリとの戯れ(11月21日)】
カマキリに孫の遊び相手になってもらいました。カマキリ君申し訳ない。
【朝散歩、のち久々の朝カラ・サックス(11月30日)】
。朝散歩、気持ちよかった。
緊急事態宣言が解除されカラオケ店が24時間営業に。朝カラで久々にカラオケとサックスのミックス、何とか全国2位でした。
【蒔絵の師匠、浅井先生と再会(12月3日)】
東京ペンショーの報告と注文のあった万年筆の塗りの依頼のため、浅井先生の工房に行ってきました。
KAGUYAシリーズの特にビャクダン塗りが大人気でした。