作成するペン先の大きさに応じて18金の地金を切断します。
先端が厚く、末端が薄くなるよう切断した地金を圧延します。非常に難しい工程です。
圧延した地金をハンドプレスにセットし、抜き型で打ち抜きます。
穴あけの治具をハンドプレスにセットし、打ち抜いた地金を固定して穴をあけます。
金の組成を均一にし、ペン先に弾力をつけるため、熱処理をします。加減が難しく経験が必要な過程です。
刻印をハンドプレスにセットし、刻印を打ちます。
曲げ用の治具をハンドプレスにセットし、平らな地金を曲げます。
通常はプレス機で行うところを、各種治具や道具を使用して鍛錬します。ペン先の形状が決まる重要な工程です。
専用の洗浄液で洗浄します。
北海道産のイリジウム合金を専用の機材でアーク放電により溶着させます。
最も難しい工程の一つです。
ペンポイントのイリジウムを切断するため
先端の形状を整えます。
専用の機材でペンポイントからハート穴まで切り割ります。
硬いイリジウムを切断する難しい工程です。
ペン先の閉まり具合や先端の形状を整える工程で、ペンの書きやすさを左右する重要な工程です。
バフで磨き上げ、光沢を出します。